BURTONというブランドがスノーボード業界をリードしているという事実は今や誰しもが認めるところだと思いますが、このブランドの本当にすごいところはライダーでもなくデザインでもなくイメージでもなく、プロダクトにあるように思います。
とりわけブーツとビンディングに関しては、30年以上にわたる開発の積み重ねにより高い完成度を誇っています。
そのBURTONが持っているブーツ作りの技術と経験を結集させ完成させたハイエンドブーツ、SLX。
まず足を入れてすぐに体感できるのが、驚異的なフィット感。そしてインナーで歩いているかのような軽さ。
多くのパーツが立体的に構成され、インナーはもちろんアウターシェルもパッと見ただけで、ここにかかとがあって、ここにくるぶしがあって、ここにアキレス腱があってというのが想像でき、思わず見とれてしまいますが、そこから生まれる窮屈さはないのだけれど、隙間は一切ないという、仕立てのいい高級なシャツのような装用感はマジでやばいです。
軽さを感じるのは持った時より履いた時。
シェル全体がかなりコンパクトなのもその要因なのでしょう。
レースアップは足首より下のLOWER ZONEと足首より上のUPPER ZONEの2つのゾーンを別々に締め分けできるSPEED ZONEレーシングシステムを採用。
ここにひとつポイントが。
上下ともにがっつり締めるとそこそこのフレックスになるのですが、UPPERをちょっとだけ緩めてみるとあら不思議、しなやかフレックスのブーツに大変身。
足首より下はパーフェクトにフィットしててほしいけど、足首より上、全体のフレックスは柔らかい方がいいというようなリクエストにもばっちり対応してくれてます。
パウダーの時は上だけ緩めて、荒れたバーンでは上下ともしっかり締めるなんてこともできそうですね。
よく考えるとこれは上下2つのゾーンが完全に別だからこそなせるワザであって、紐締めでは不可能なんだよな・・。
完全に今年履くブーツはGRAILに決めていたのにまた迷うな・・。
税込価格56,700円。
まったくもって安くないお値段ではありますが、半分の値段のものを選んでシーズン途中でうーん・・・って思って1シーズンくらいで換えたくなるくらいなら、これを選んで3シーズン履いた方が実はお得なのではと思います。
いや、はっきり言って超おすすめです。







